第一種換気で寒い家にならない為に行った工夫をご紹介

こんにちは。2022年になりあっという間に1ヶ月が過ぎましたね。
今年も引き続きブログを書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

話は変わりますが年末は寒かったですね。。。
私が住む愛知県では珍しく雪も散らついていました。

最高気温が2℃なんて日もありました。
そこまで寒くなってくるとさすがに家の中も寒かったです。

冬の朝のリビングって底冷えするというかなんというか
何ともいえない寒さがありませんか?

今回は

換気のせいで寒くならない工夫!!

をご紹介させて頂きます。

今回の記事は第一種換気のマイホームで

  • 少しでも快適性を上げられないか?
  • 少しでも光熱費を下げられないか?

という方法をお探しの方向けに書いています。

結論は、

第一種換気の運転モードを標準→弱にする

です。

今回の記事で得られることは以下の通りです。

  • 運転モードが弱でも良い理由を知ることで安全に
    マイホームの快適性、省エネ性を上げることが出来ます
  • 運転モードの変更における注意点を知ることで
    後々の故障リスクを低減させランニングコストの低減に役立ちます

簡単な設定変更でマイホームの快適性や省エネ性が向上したら嬉しいですよね。
そんな方法を皆さんと共有出来たらと思います。

それではよろしくお願いいたします。

目次

第一種換気とは

家の換気方法には3種類存在します。

第一種換気、第二種換気、第三種換気です。
第一種換気というのは室内への吸気も室外への
排気も機械式ファンで行います

第二種は吸気のみ機械式ファン。
第三種は排気のみ機械式ファンといった形です。

各換気方法の中身についてはまた機会があれば書きたいなと思います。

我が家が第一種換気を取り入れたのは

熱交換してくれるから!!

です。熱交換というのは簡単に申し上げると

室内へ空気を取り込む際に
室内側の空気と熱交換をしてくれる
というものです。

熱交換型の第一種換気では吸気した外気をこれから室外へ
排出する空気の熱を使って室温に近づけて吸気してくれます。

換気することによる熱損失を減らせるという訳です。
せっかく空調した空気をそのまま捨てるのはもったいないですもんね。

換気しすぎると寒くなる理由

換気というのは室内に新鮮な外気を取り入れる行為になります。
外気を取り入れたら室内の空気はどこへ行くのか?

室外です!

エアコンでせっかく温度調節した空気が換気すればするほど
室外へ放出されるわけです。
そしてまた新たな空気をエアコンで温度調節する。
なんだか勿体ない気もしますよね。

換気量が増えれば増えるほどこのサイクルが早まることになります。

マイホームの必要な換気量

では、どれくらいの換気量が最適なのか?について書いていきたいと思います。
住宅の換気量については下記のスーモさんのリンクがわかりやすいように
思いますので引用させていただきます。

【SUUMO】住宅用語大辞典
住宅の体積から割り出す方法と居住人数から割り出す方法がありますね。
実際に計算してみます。

我が家の延床面積は112.52㎡です。
ここへ天井高2.55m(一階:2.7m、二階:2.5mの平均)を掛け算して287㎥。

我が家の体積は287㎥です。
1時間に0.5回換気ですので半分の143.5㎥が必要換気量となります。

もしくは1人あたり30㎥×3人(我が家の場合)ですので90㎥となります。

どちらかの多い方が必要換気量です。

我が家は143.5㎥/hの換気量が必要ということになります。

以前の記事でも換気量の計算について書いていますので
ご参考に頂ければと思います。実際に金額にも換算しています。

https://www.xevo-futuristic.com/132/range/

我が家の場合

我が家では一階に1台。二階階に1台第一種換気の換気ユニットが
設置されています。こちらです。

一階、二階共に同じ換気ユニットです。
それぞれの換気量について取扱説明書を確認しました。

引き渡し時の設定は標準に設定されていましたので
我が家では111.1㎥/h×2台で222.2㎥/hの換気をしていたことになります。

必要換気量の1.5倍も換気していることになります。

どう感じるかは個人差もあるかと思いますが、私は換気のしすぎだと思いました。
光熱費ももったいないですし、何より快適さを失う様な気がして。。。

我が家では

運転モードを標準→弱

に変更しました。

弱ですと75㎥/h×2台で150㎥/hとなり必要換気量としては
良い感じだと思っています。

注意点

一つだけあります。それは

換気ユニットは停止させない

という事です。

理由は、カビや雑菌の繁殖の恐れがあるからです。
第一種換気をお使いの場合、殆どの場合がダクト式ではないでしょうか?

我が家もダクト式です。

上記の写真にもあるように換気ユニットからは
各居室へダクトで空気を送っていると思います。
換気ユニットを停止させるとダクト内の空気が動かなくなります。

空気が動かない=結露しやすい。

ジメジメ=カビや雑菌が繁殖しやすい。

その状態で換気ユニットをいざ稼働させると

カビの胞子や雑菌が部屋中に拡散されます

一度このような状態になってしまうとカビの除去は難しくダクトを交換することに
なると思いますが恐らくとても高額な工事になると思います。

何より気が付きにくい事ですので気づかないうちに家中に
カビの胞子や雑菌を拡散しているなんてことは絶対に避けたいところです。

健康のためにも換気ユニットの運転を止めるのは辞めましょう!

まとめ

必要以上に住宅の換気をすると、せっかくの温度調節した
空気を捨ててしまうことになります。

マイホームの延床面積とご自宅の換気ユニットのスペックさえ
わかれば必要な換気量と現状を知ることが出来ます。
計算式は

延床面積×天井高×0.5(単位:㎥/h)

この空気量を1時間で換気できればOKです。
この値を換気ユニットのスペックと比較してみて下さい。
取扱説明書に載っていると思います。

我が家の場合は換気のしすぎでしたので
第一種換気の運転モードを弱に変更することで対応しました。

このご時世、換気はとても大事だと思います。
ですが換気のしすぎももったいないですし快適性にも影響します。

いいとこ取り!とは行きませんがご自宅に必要な換気量はどれくらいなのか?
現状はどれくらい換気出来ているのか?を
知ることで合理的に換気をする事が出来ると思います。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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