マイホームを建てたあとに気密性(C値)を上げる方法~玄関編~

こんにちは。寒い季節が終わりを迎えようとしている
今日この頃ですね。

話は変わりますが家の中でどこが寒いですか?
と聞かれたら皆さんはなんと答えますか?

私はお風呂か玄関と答えます。

皆さんのお宅はどうでしょうか?

今日は建てた後に気密性(C値)を上げる方法の
第3弾として玄関の気密性の向上について書きたいと思います。

断熱性の向上はDIYでは中々厳しいものがありますが
気密性については可能だと私は思っています。

そして気密性が上がれば快適性の向上に繋がります。

今回の記事は

  • 玄関の寒さ対策をお探しの方
  • マイホーム建築中で引き渡し前のチェックリストを作成中の方

に向けて書いています。

今回の記事で得られることは以下の通りです。

  • マイホーム全体の気密性が向上し快適なマイホーム生活に貢献出来ます
  • マイホーム引き渡し時のチェック項目に追加する事で後悔なく、後々の手直しリスクを低減できます

それではよろしくお願いいたします。

目次

外気流入の確認方法

まずは外気が流入しているか!の確認方法からいきたいと思います。

こちらは毎回お馴染みですが窓等のの開口部を全て閉じ切った状態で
レンジフードを強運転にして確認します。

詳しくは以前の記事でも書いていますのでご参考にして頂ければと思います。

https://www.xevo-futuristic.com/349/airtight-2/

玄関ドアの枠周り

こちらです。元々玄関は毎日開け閉めする場所ですので気密性はどうかな?
と思いチェックしてみたのがきっかけで気が付きました。

室内側の写真です。

外気の流入があった場所はこちらです。

玄関ドアの化粧カバーと木枠の取り合いの部分です。
こちらから外気が流入していました。
白の木枠と茶色の化粧カバーの境目部分です。

元々はこんな感じで浮きもあったので
外気が流入しやすかったのもあったと思います。

異素材、異部材間はこういった化粧カバーで繋ぎをすることが
多いと思いますが、こういった部分は要チェックですね。

改修方法

こちらは点検の際に手直しという形で対応して頂きました。
手直し自体は化粧カバーと同色のシーリングを隙間部分に充填してもらいました。

シーリングはDIYでも簡単に施工出来ますので気になる方は実施してみてください。
もちろん、化粧カバーの浮きも修正していただきました。

やり方は建てたあとに気密性(c値)を上げる方法〜巾木編〜でも紹介させて頂いています。

https://www.xevo-futuristic.com/349/airtight-2/

との取り合い

続いてはこちらです。玄関の框です。

ここは下から覗き込まないとなかなか気がつきませんが
目で見てわかる隙間があったりしたので要チェックポイントです。

下から覗き込んだ写真がこちらです。

写真は修正後の写真となってしまいますが
框と玄関タイルの立ち上がりの接続部分に隙間がある場所がありました。

換気扇を強で運転すると

結構な勢いで外気が流入してきました!

改修方法

こちらは自分で改修しました。
使用したのはジョイントコークです。

いつも使っている物ですね。
本来は壁紙用なのですが固まった時に弾性があるので
隙間を充填するのには丁度良いので採用しました。

一年経った今でも弾性を保って隙間を埋めてくれています。
剥がす時も割と簡単ですので後から何かあったとしても剥がす事ができます。

 

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方法は簡単です。

隙間部分にジョイントコークを充填するだけ!

です。

下から覗き込まないと見えない場所ですし、
少し雑でも全然問題ないと思います。

 

窓枠周り

最後にこちらです。

隙間があったのは窓枠と木枠の取り合い部分です。

こちらも処置後の写真となってしまいますがご容赦ください。

外気の流入程度的には玄関の中では1番少なかったです。

微かに外気の流入を感じるかな?

程度の流入でした。

が、隙間は隙間です。

改修方法

こちらも隙間にジョイントコークを充填しました。
窓枠は見える部分ですので余分な部分は
マスキングをしてキレイに仕上げました。

注意点としましては

ジョイントコークを使用される場合は色味にご注意ください。

隙間に充填しますので、あまりに色味の違うジョイントコークを充填すると
そこだけ色味が変わっておかしくなってしまいます。

私自身はある程度汎用性を持たせるために

ライトアイボリーを使用しています。

まとめ

今回、玄関で3箇所の隙間を塞ぎました。
塞いだ箇所はいずれも外気の流入はなくなりました。

これからマイホームを建てられる方もチェックポイントとして
今回のポイントを抑えて頂けたら幸いです。

  • 玄関ドアの取り合い部分
  • 玄関框の取り合い部分
  • 窓枠の取り合い部分

あと、今回気が付いた事としまして

異部材間の取り合い部分は要チェック

という事ですね。

今回の記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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